- 日時: 2009/12/31 07:57
- 名前: りり
- 私は、母親が駄菓子屋を目の敵にしていて、10円もって駄菓子屋へ…という経験が無いんですよ。
いわゆる「買い食い」は、お行儀が悪いと言うことで…
でも、麻雀は、家族でいつもやっていましたから、横で見ていて、いつのまにか、中学生頃には、やり方を知っていましたね。 駄菓子屋と麻雀と、どっちが子どもの教育に悪いんだか…
腰痛を経験してから、麻雀は一切、やらなくなりました。 腰に悪いというだけでなく、一通り覚えると、もう同じ事の繰り返して面白くなくなる… で、みなさん、賭け事としてのスリルに移行するようです。
私は、宝くじも含め、賭け事はあまり興味が無く…
麻雀も、どんな見事な手ができるかが、おもしろかったので、とにかく、メンタンピン・リーチドラ一満貫早上がりがセオリーとなると、もう機械的な作業でおもしろくない…
高校生同士で、優雅にやっていたときは、みんな、おもしろい役を狙っていました。
お正月は、親戚が集まって、麻雀というのも定番でしたが、皆様は、どうですか? うちの家族は、麻雀はやらなくなりました… 家族親戚が集まって、大した会話もなく、麻雀三昧というのも……
私の好きな物語に、サマセット・モームのジゴロとジゴレットというのがあります。
ジゴロとジゴレットは、フランス語の原語では、まあ、「紐」的な男と女でしょうか? でも、この短編では、ダンスホールの相手役の意味みたいでした。
で、そのジゴロとジゴレットで生活費を稼いでいるカップルは懸命に生きているのですが、有閑連中はブリッジかなんかの賭け事で暇つぶしをしているのですね。生活の心配はないのだけど、人生の張り合いも何も無いような金持ち連中の醜さとジゴロとジゴレットの潔さが対比されて、すごく印象強かった短編です。
ジゴロとジゴレット ( No.223 ) |
- 日時: 2009/12/31 08:48
- 名前: りり
- 日々の暮らしを互いに助け合いながら、緊迫感をもって、それでも有閑金持ち連中より、生き生き、キラキラと生きている感じがした…というジゴロとジゴレットの物語を思い出したら
電右衛門さんの心療内科の話に心当たりが…
http://www.hi-ho.ne.jp/j-inagaki/ohanasi/hitoiki/sinryounaika.htm
生きることに緊迫感をなくしたら、人間、だれて、病気になってしまうのかも…
サマセット・モームに出てくる上流階級人種も、皆、病的で…
ボッカルーポさん、イタリアには、こうした階級的な意識は、もう名残はありませんか?
日本は、まあ、いろいろあっても、皆、そういう意識なしに、交流しようと思えば、「できる」社会でしょうか?
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