Re: 国家機密と知る権利、知らせる義務 ( No.6 ) |
- 日時: 2012/01/25 20:05
- 名前: りり
- KOOLさん、その国の元首ともなる方を笑いの種にしたのは、いろいろなところで批判されていますよね。
それは、その国の方から見たら、日本の天皇皇后に対して似たようなことをされたとしたら、日本人としてどう思うか、日本で許されるかと考えたら、一目瞭然です。
で、ドラマの「運命の人」なんですが、様子を見ていると、ドラマでは、女性外務省事務官のほうが、積極的に「あなたの役に立ちたい」と、進んで秘密文書を渡している構図になっています。
本当のところは、どっちだったのか…
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Re: 国家機密と知る権利、知らせる義務 ( No.7 ) |
- 日時: 2012/01/27 10:42
- 名前: 電右衛門
- >本当のところは、どっちだったのか…
結論から先に申し上げますと 解りません!
当時の時代背景から考えて 毎日新聞政治部敏腕記者が草食系男子で在る訳が有りません 言葉巧みにと言えば語弊もありましょうが 男に取っては仕事も女性も プロセス的には同じ世界ですから 西山記者から誘ったと見るのが無理のない処 (英雄・色を好むの語源でしょうか?) 金融機関勤めの女性にヒモが付いた例 管理体制の不備を突き女性は大金を横領し貢のですが 発覚するのを恐れ 毎日が地獄だったと公判で語ります この種女性の特徴は 静かで目立たないタイプ 其処にヒモは取り付いたのでしょうねー
何も西山記者がヒモと言っていません 日本国政府がその様に持ち込んだのが歴史的事実 今回「運命の人」としてTVドラマ化した大きな理由とは ”民主主義の原点 国民はモット確りせーョ”と言う話
もし考えに賛同戴けるのなら我著「忠臣蔵」に物申す! http://www.hi-ho.ne.jp/j-inagaki/ohanasi/hitoiki/tyusingura.htm
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Re: 国家機密と知る権利、知らせる義務 ( No.8 ) |
- 日時: 2012/01/29 06:04
- 名前: りり
- 外務省機密漏洩事件では、澤地久枝さんの「密約 外務省機密漏洩事件」がなかなかの秀作のようです。
http://himawari823.no-blog.jp/unchiku/2009/09/post_e40f.html
澤地さんがこの著を出された後、西山記者夫人の妹さんから、電話をもらったそうです。 http://blog.livedoor.jp/amaki_fan/archives/51809658.html
西山夫人は、ドラマでも松たか子が演じていますから、なかなかの奥様という推測ができます。 西山夫妻の方は離婚していませんし。
ここにもう一つの密約、外務省に有利なような証言を「女性外務省事務官がすること」があったのかもしれません。
>仮に「そそのかし」があったとしても、事実は「そそのかし」ではなく、交際相手としての好意であったと言う方が正しい。機密の持ち出しと「密約」は別個に裁かれなければならないはずである。
ちょっと見失ってしまったのですが、「女性外務省事務官の嘘の証言」に対して、西山記者は、一切の弁明をしなかったそうです。それは、信義に反して情報元を露わにしてしまった贖罪感らしいのです。
とすると、原作は読んではいないのですが、TVドラマが西山記者と事務官との関わりを結構きれいに描いているのも、もしかしたら、もう一つの名誉回復となるのかもしれません。
忠臣蔵関連では、吉良氏は、かなり有能な人物だったというような評判がありますね。
ただ、少し前に、熊本市職員間でのパワハラが問題になりました。これが表に出たのも、自分では対処できない本人が家族に打ち明けて、家族が動いたから…というところが、気になる点ではありますが。
喧嘩両成敗でなくても、火のないところに煙は立たず…上司の部下に対する指導の一環だとしても、相手の特性を見抜き、そうした事態を起こさないような持って行き方や見通す目が吉良氏にも必要だったと言えないでしょうか?
脚色と史実とは違うかと思いますが、史実に即した面で考えるなら、大石氏も、またまた思慮の深い人物だったのかもしれません。
主君に非があったとしても、うまく逆手に利用して、浅野一門のメンツを立てた謀略が、のちの世に、あのような脚色を広めることになったのかも?
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Re: 国家機密と知る権利、知らせる義務 ( No.9 ) |
- 日時: 2012/01/29 10:51
- 名前: 電右衛門
- >「女性外務省事務官の嘘の証言」に対して、西山記者は、一切の弁明をしなかったそうです。
>それは、信義に反して情報元を露わにしてしまった贖罪感らしいのです
リリさん良い処に着目されています 西山記者の罪は情報元を露わにした一点に尽きるのです その点を突き 問題の本質をすり替えた政府も巧みながら 一切弁明せずに罪を被った心意気は男ですねー
感心ばかりはしておれません これ以後マスコミは知らせる義務を 経営や保身を前に放棄したは決して言い過ぎではありません この直後ウォーターゲート事件が発覚 ニクソン大統領が辞任するのは 日本の報道姿勢 マスコミ関係者に対する最大の皮肉でしたが マスコミだけの罪で無く 健全野党を育てなかった国民の因果応報
歴史や古いもの程 歪められ歪曲され伝わります それがどの様にナゼ 歪曲されて来たのか理解するには 歴史の真実を知る努力以外にありません その努力は洞察力を高め 現代進行中の事件真相を解くのです
何度も申しますが 東日本大災害・原発崩壊事故 現代進行中が辿る道 その落とし処が見えてくるかも
パワハラやいじめ問題は”全体”が眼をそらしてる問題こそが根本原因 これは当掲示板に迷惑が掛かりますので止めます。
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Re: 国家機密と知る権利、知らせる義務 ( No.10 ) |
- 日時: 2012/01/29 12:28
- 名前: りり
- パワハラやいじめ問題、
”全体”が眼をそらしてる問題こそが根本原因 これは、いろいろありますよ。私が長年観察したのは、巨大掲示板におけるモラルハラスメント、いじめ問題ですから。 その結果が、このTODOS設営です。 そろそろ、その問題についても書き始めるべきかもしれませんが。
西山記者の一切弁明せずに罪を被った心意気は男…とするなら、女性事務官は哀れとしか言いようがありません。どんな風に、その後過ごされたのか…
最近の西山記者は、お元気な様子ですし、家業もありましたし、この記事を見ても、奥様、なんとも見事な女っぷりです。 http://udonenogure1.blogspot.com/2010/01/blog-post_24.html これでは、女性事務官が引けを取るのは、必須です。絶対勝てないからこそ、嘘の証言に走ったのかも…
まあ、長い年月ではありますが、人生、どこかで帳尻が合ってくるのか…
今ここで、国民は、こうした政府の欺瞞に惑わされないよう、気持ちを引き締めることか必要ですね。
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Re: 国家機密と知る権利、知らせる義務 ( No.11 ) |
- 日時: 2012/01/29 13:40
- 名前: 電右衛門
- リリさん 有難うございました
http://udonenogure1.blogspot.com/2010/01/blog-post_24.html
西山記者 奥方啓子さんが記事 裏から支えたのは奥方啓子さんだったのですねえー 問題をより深く知りたい電右衛門に取って有難い読み物でした
他にも近代政治に付いて多く書かれています 之から時間を割いて 興味ある部分から読んでみる心算です 良い資料・読み物を有難うございました
しかし何ですねー 昔から申しますが ”君がよい妻を持てば幸福になるだろうし、悪い妻を持てば哲学者になれる。” byソクラテス この様な格言を学びましたが 西山記者は幸福な人です 電右衛門は哲学の道へまっしがら・・・何が悪いのか 
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Re: 国家機密と知る権利、知らせる義務 ( No.12 ) |
- 日時: 2012/01/29 16:57
- 名前: りり
- >他にも近代政治に付いて多く書かれています
原発事故の件も出ていますね。 http://udonenogure1.blogspot.com/search?updated-min=2011-01-01T00:00:00%2B09:00&updated-max=2012-01-01T00:00:00%2B09:00&max-results=18
知る権利、知らせる義務ということでは、重大事件なのですが…
ここで、私が迷うのは…大衆の反応
すべて事実通りに発表して、大衆のパニックで、事故そのものより大変な事態になりはしないか… 日本人の集団心理って、過去の歴史からも恐ろしいものがありますよね?
あと、西山啓子奥様は、育ちが良いだけでなく、なかなかの才女のよう。 あの文面も、ただの家庭の主婦をしていた人とは思えない秀逸なものですし。 http://netabare1.blog137.fc2.com/blog-entry-1628.html
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Re: 国家機密と知る権利、知らせる義務 ( No.13 ) |
- 日時: 2012/02/27 18:04
- 名前: 電右衛門
- TV「運命の人」外聞
読売新聞の渡辺恒夫さん(通称 ナベツネ)が 「ドラマの中で私と思しき人物の扱いがデンデン」 原作者・山崎豊子さんの元勤め先だった”サンデー毎日”に投稿すると 途端にドラマ上の扱いが良くなったと友人の政治評論家・三宅さんに語っています
その三宅さんは西山記者の毎日新聞時代の直属の上司 TVに直属の上司が出て来ますが資料には出てこないのが不思議 その三宅さんが語るに 西山記者は記者としてはリッパな人だった 取材や記事は仲間と群れる事は無く 常に一匹オオカミ的存在だったと TV番組で語って居られました
電右衛門の推察ですが 西山記者の実父は九州にてバナナ貿易で一財を成し方 西山記者は能力には優れていたが 世間を読み間違えたのでしょう 業界同期のナベツネさんは 読売新聞を日本一の発行部数に育て 老害を撒き散らすと言われても 現役の有力者ですから 渡辺氏1926生 三宅氏1930生 西山氏1931生
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Re: 国家機密と知る権利、知らせる義務 ( No.14 ) |
- 日時: 2012/02/28 10:55
- 名前: 電右衛門
- TV「運命の人」外聞
沖縄密約問題は電右衛門が二十歳頃の事件 概要こそは新聞・雑誌で大凡の知識はありましたが 40年を経た今 当時と随分見方が違います
どう違か 電右衛門が弱点とする家族ですねー 西山記者の奥方や子供は 果して幸せだったのか 人間の幸せには多くのバロメーターが在りますから 之と決めつけられませんが 奥方や子供に辛い部分が多過ます 西山記者にはもう少し上手な方法が在ったのでは在りませんか?
人其々の器でしょうが 電右衛門は奥方や子供を守るのに精一杯 天下国家・世界平和よりも家族第一だったのが事実 この辺りが小市民の辛い処 結局は人間の器の問題ですかねー
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Re: 国家機密と知る権利、知らせる義務 ( No.15 ) |
- 日時: 2012/03/04 10:11
- 名前: りり
- 他のカテゴリーでも、西山夫人役の演技について注文がありましたね。
今日、「運命の人」の放送があります。前回は、西山記者・無罪で、このあとの波乱をにおわせる終わり方でした。
ドラマとしての話題とここの話題と、期待する女優さんの話題とか散らばってきたので、時期を見て、何とかまとめようかと思っています。
しばらくは、どこでも思いついたところに続きを書いてくださいね。
でも、この事件、当時は表面的なところのニュースしか知らなかったのですが、それぞれの思惑が絡んでいたりとか、フィクションが混ざっているとはいえ、リアルなドラマで観ると面白いです。
何人か当事者が存命でいらっしゃるので、今後の現実社会での行く末も気になり、ドキドキハラハラです。
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