当世職人気質 |
- 日時: 2012/08/25 06:35
- 名前: りり
- こちらで、みどりさんから、貴重な話題を提供いただきました。特に職人さんがいなくなっている問題については、一大事と思いまして、こちらにスレッドを立てさせていただきます。
http://todos.xsrv.jp/1patiodenki/todos.cgi?mode=&no=33&p=1
流れをかいつまんで書きますと、 みどりさんから >>>日本人は総じて優秀…問題があるとすれば、横並び体質が強すぎること…努力して公務員になっても、役職、地位についても保障が小さすぎ…責任だけが大きくのしかかり、一つのミスで容易に退場させられてしまい… 性善説だけに頼り、小さな保障で大きな責任を押し付ければ、隠匿体質になる
>>>今現在の不況は政治の無策からきているものであり、間違いを認めて正しいデフレ対策をおこなえば好転する…日本は、正しい金融、財政政策をおこなえば、自己完結できる強力な社会
>>>専門分野は専門家に尋ねてみるのが良い(未知の話がゴロゴロ)…どんな作業でも、そうそう近道はない(遠回りに見えても結果最短距離という事が多かった) >>>よく使う工具は良いものを揃えたほうがよい(プロ用の工具は作業効率が違う) >>>疲れてきたら作業を中止した方がよい(疲れてくると能率が一気に落ち、怪我の危険性が一気に増す)
りりより >>ネットでは、クグレ!ば分かる! みたいな風潮があるが、ネットから分かることと、実際に専門的に取り組んできた方に聞いたり、見せて貰ったりするのとは、違いがある。 >>職場で、敷設や修理を見て、いろいろ分かったことがある。 >>職人さん的な方は親切で、ド素人の質問をしても、喜んで教えてくれる。 >>ある70歳を超えるような電気工事の師匠風格の人物、故障したとき連絡したら「兄は亡くなり、私では難しいことはできない」と… 職人的技が伝承されず、こうしたプロフェッショナルで人格崇高な方が、どんどん減っていくのではないかと嘆いたいたところ みどりさん >一部の職人さんを除いて、全般に技量は落ちている…ここまでひどいデフレを放置してきたのですから当然と言えば当然 >技量を身につける最良の場、現場が無い今、弟子を育てる事は難しい…それ以前に、まず弟子を雇うこともままなりません。 >個々の職人においても、将来を見据えることができない今、技量を磨いて備える人がどれほどいるでしょう。 >喜びややりがいを持って働くことで、直近必要な技能以上のものが身につくと思うのですが、 >作業は画一化され、単価は下がり続け、現場は減り続け、モチベーションは下がる一方だと思います。 >それでも職にとどまれれば良い方で(辞めるに辞められない事も多いですが)、 >離職、廃業やむなし、優れた職人も例に漏れずあぶれています。
>将来、伝統工法とは言わないまでも、在来工法でこだわった家造りって注文できるのかなと心配になります。
>あののんびりした政治家達とは裏腹に、個々の努力は限界に来ていると肌で感じています。
>取り返しが付かなくなる前に、緩やかなインフレという正しい道へ復帰しなくてはなりません。
ということで、このような話題の続きをこちらでお願いしたいと思います。よろしくね。

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