Re: トミー リー ジョーンズ : Tommy Lee Jones ( No.7 ) |
- 日時: 2013/07/26 08:26
- 名前: 一貫堂電右衛門
- 終戦記念日(敗戦記念日)
確かに”真夏がセオリー”ですねー 「終戦のエンペラー」を始め 8月10日封切では 原作:妹尾河童「少年H」 http://www.shonen-h.com/
しかし電右衛門にとって別格は ”垂火の墓” 時空こそ違え 場所も同じで同様の経験者:電右衛門 著者:野坂昭如さんが語るには 西宮の親戚へ疎開中 従姉妹に対するほのかな愛がベースとか
電右衛門は戦争体験こそありませんが 継母の下(もと) 弟二人を連て生き延びるは 戦時下の食料不足となんら変りはありません
「水だけで」 http://www.hi-ho.ne.jp/j-inagaki/ohanasi/kodomo/mizudake.htm
生きる事は食べる事 食べられる事が幸せでした
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Re: トミー リー ジョーンズ : Tommy Lee Jones ( No.8 ) |
- 日時: 2013/07/27 07:16
- 名前: りり
- 話題は、トミー リー ジョーンズから変わってしまいますが、一言だけ
「少年H」も、是非観たいですねーーー
水谷豊夫婦の共演
水谷さんを筆頭に、國村さん、岸部さん、小栗さん、脚本の古沢さん、音楽の池さん 相棒メンバーが、たくさん関わっています。
監督の降旗康男さんは、戦争体験・記憶を持ちながら、現役でも活躍される最後の世代でしょうか…
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Re: トミー リー ジョーンズ : Tommy Lee Jones ( No.9 ) |
- 日時: 2013/08/15 10:19
- 名前: りり
- 電右衛門さんは、日本海においでですが、私は転んだ後遺症があるので、映画を観まくっていました。
まだ、少し痛みを感じることがありますが、ほぼ完治してきました。
映画ですけど、4本観ました。
一番のお薦めは、「少年H」です。これは、神戸が舞台になっていますし、電右衛門さんご夫妻で、是非観ていただきたい映画です。
「終戦のエンペラー」は、ちょっと予想と違っていました。
トミー リー ジョーンズ のマッカーサーは、したたかでずるい感じに描かれているかな。 他にも、登場人物がいかにもっというステレオタイプなんですよね。
http://www.emperor-movie.jp/production.html
特に、西田敏行が演じているヒロインの叔父様の大将さんが、ありえないなーという感じがしたのが残念です。
奈良橋陽子さんの着想が主になっていて、宮内次官、関屋貞三郎のお孫さんというところが、驚きです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E5%B1%8B%E8%B2%9E%E4%B8%89%E9%83%8E
>宮内省の側近として昭和天皇に仕えた祖父の関屋貞三郎から聞いた話が、いつも頭から離れなかった。 >関屋貞三郎は日本の運命を決めることになる、1945年のマッカーサーと昭和天皇の会見実現に向けて尽力した人物のひとりである。 >数十年後、奈良橋の祖父が語った、戦争で傷ついた日本の姿は想像もつかないものだった。 >そして、それほどの大打撃を与えた敵国が、最も親しい同盟国となって目にも止まらぬ速さで廃墟となった日本を再建させていく様子がどんなものであったのか、興味をかきたてられるようになった
お祖父様も、戦後数十年経ったから語れるというところもあったのかもしれません。 そういう点では、部分的には結構リアリティがあって楽しめます。
ボナー・フェラーズに焦点を当てたというのも、新しい視点と思います。 http://homepage3.nifty.com/katote/Fellers.html
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Re: トミー リー ジョーンズ : Tommy Lee Jones ( No.10 ) |
- 日時: 2013/08/16 08:38
- 名前: 一貫堂電右衛門
- >「終戦のエンペラー」は、ちょっと予想と違っていました
どの点が主に予想と違っていましたか? 歴史を知るリリさんに映画が どこまで迫れるか 製作者としては歴史事実は曲られませんから 脇道や細部に独自の解釈を織交色付するのが 歴史物語の常套手段でしょうか
歴史と云えば マッカーサー:アイゼンハワー:大統領で興味深話が多く在ります
「少年H」 一言で表すなら多感な少年Hが経験する 戦争による価値観の変革 家族は好意的に画かれていますが 世間は反発を持て画かれています 為に作者・背妹さん 後年の辛い思いが原因でしょうかねー
リリさん 電右衛門は大きな声では この程度しか話せません。
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Re: トミー リー ジョーンズ : Tommy Lee Jones ( No.11 ) |
- 日時: 2013/08/16 09:42
- 名前: りり
- >どの点が主に予想と違っていましたか?
マッカーサーが事の判断をボナー・フェラーズに丸投げ状態だったところです。
で、ボナー・フェラーズは、恋人アヤ叔父の大将さんの日本人論を聴いて、理解するという設定になっているのですが…
あんな風に、日本人論なんて、一筋縄なわけない!と、私は感じたわけで。
演じる西田敏行、渾身の英語スピーチは、日本人が語る日本人論では無く、アメリカ人が理解したと思い込んでいる日本人論な気がしました。
「少年H」は、私は原作の騒動を知らなかったのですが、「間違いだらけ本」が出たようですね。
>一言で表すなら多感な少年Hが経験する 戦争による価値観の変革
少年Hは、ずっと自分を貫いていると思うのですが、周りのご都合主義の変身ぶりが「情けない」と思う描写が良くできていると思いました。やはり主演はこの少年だと感じました。
「間違いだらけ本」は読んではいないのですが、ネットでチラッと見た範囲では、あの状況下で一介の仕立て屋家族が戦争に関して、ああした概念・感覚を持てるはずがない…みたいな批判が主と理解しました。
でも… 家族の状況、環境、交際範囲…いろいろな条件で思想信条も一筋縄ではいかず、批判者が単に歴史に現れている事実関係で批判するのも、視野が狭い恐れがあると思います。
一口で言うなら、「少年H」家族は、日本人の多くがそうであったように、「長いものに巻かれろ」ではない主体的に考える家族だと思います。うちの家風も似ているので良く理解できます。
「戦時中はこうだ」みたいなステレオタイプが幅を利かせていますが…
当時、私の祖父は、大陸満州で裁判官をしていました。で、裁定も戦時中の時流にのらざるを得ない裁判官が普通だったようです。 その中で、祖父は、思想犯すべてに無罪裁定をした…思想信条の自由は、明治欽定憲法下でも謳われていて、「その後の憲法が悪い・作り直せ」みたいな風潮も、【主権在民】を除けば、先進国に引けを取らないものであったと母は言います。で、祖父は信条を曲げない人で、そうした裁定をする裁判官なため、自宅ガラスに何度も石を投げつけられ、とても怖かったというのが母から聞いた話です。
どんな時代にも、流される人と流されない人は居たと思います。
その両方、両極を見極めなないと、いずれにしろ真実からは、遠くなるのかもしれません。
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Re: トミー リー ジョーンズ : Tommy Lee Jones ( No.12 ) |
- 日時: 2013/08/16 10:35
- 名前: 一貫堂電右衛門
- >ボナー・フェラーズに丸投
昭和天皇無罪はもっと大きい 日本占領政策の根幹をなすもので マッカーサー家が古くから関与するフィリピン権益にも通じる問題 対共産圏問題や朝鮮戦争にも天皇無罪は大きく貢献し 結果マッカーサーは大統領予備選挙に立候補 しかしアメリカ本国での彼は極東の二軍監督に過ませんでした それが結果「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」へと通じます
流される人・電右衛門では在りますが リリさんが御祖父様は私欲を捨て信条に生きる 明治人を貫かれた裁判官 例え民意に沿なくとも守り通す・・・ 電右衛門は全権大使・小村寿太郎や大津事件を思い浮かべました。
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Re: トミー リー ジョーンズ : Tommy Lee Jones ( No.13 ) |
- 日時: 2013/08/16 17:28
- 名前: りり
- この映画では、トミー リー ジョーンズは、貫禄、存在感ありますけど、何しろ、マッカーサーが、日本をどうしようかというより、どうしたら自分の大統領選に有利かと考えているところが前面に出されていたので、割りの悪い役柄だったと思います。
昭和天皇無罪…というより、罪を問うことで何も得られないし利用した方が得…ということだったのかな?
小村寿太郎や大津事件…私はピンと来なくて、すみません…
ですが…三権分立は、大日本帝国憲法でも基本とされていたんですよね。
結局の所、憲法の条文より、どう政策で運用されるかが問題なのでしょうね。
アメリカは、日本の団結力を恐れて、憲法9条を入れたのですけど、あとから、自分たちが仕掛けたい戦いに、日本の力を利用しにくくなったと後悔したのではないかと思います。その意味で、憲法9条は、いつまでも残しておいたほうが良いかと…いざというとき、理由付けに使えるでしょう。
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Re: トミー リー ジョーンズ : Tommy Lee Jones ( No.14 ) |
- 日時: 2013/08/17 08:52
- 名前: ぱそ吉
- おっはようございます
何か難しい話が続いて入りずらかったのですが マッカーサーから今テレビでは憲法改正の話題で賑わっていますが・・・まったく話は戻って
なんと、逃亡者のジェラード警部では有りませんか
リチャード・キンブル 職業 医師 正しかるべき正義も時としてめしいることがある 彼は身に覚えのない妻殺しの罪で死刑を宣告され護送の途中列車事故に遭ってからくも脱走した
というナレーションから始まる逃亡者 今でも冒頭は覚えています
当時高校生だったかな 我が家は11時消灯が決まりでした、10時半から始まり11時半で終わりますが この逃亡者だけは見ることを許してもらっていました ていうか、親も見たかったのでしょう
ちょっとうつむき加減のうれいを帯びたデビッド・ジャンセン 必要に追いかけるジェラード警部
いや〜映画って、本当にいいもんですねぇ〜
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Re: トミー リー ジョーンズ : Tommy Lee Jones ( No.15 ) |
- 日時: 2013/08/17 08:58
- 名前: 一貫堂電右衛門
- 「大津事件」
失礼しました この表題なら今様は”いじめ問題”と解釈されるでしょうねー
>罪を問うことで何も得られないし利用した方が・・・ 日米文化の差 明文化される司法取引が存在するのがアメリカ文化 罪を問い責任の所在を明らかにするのが日本の文化
一例を挙ると航空機技術に大きな差が出ています 航空機の安全性は多数の尊い犠牲の上に確立された技術 圧力隔壁修理の不手際が世界最大の航空機事故を引起し その原因解明すらせずに済ます国民性
福島原発メルトダウン発生 余にも事故が大き過 本来の責任追及や 真の原因追求すら出来ず 結局 事故防止技術へ教訓は生かせずに終れば 同事故再発は避けて通れぬと考える 電右衛門
憲法9条・戦争の放棄 作り与えたアメリカの政策に一番寄与した条文であり 理由はリリさん記述の 下二行に尽きますが 米国が属国・日本ではいけません!
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Re: トミー リー ジョーンズ : Tommy Lee Jones ( No.16 ) |
- 日時: 2013/08/17 09:34
- 名前: 一貫堂電右衛門
- >リチャード・キンブル 職業 医師
正しかるべき正義も時としてめしいることがある 彼は身に覚えのない妻殺しの罪で死刑を宣告され護送の途中列車事故に遭ってからくも脱走した
ぱそ吉さん 古いTVドラマのナレーションを良く記憶されていますねー
そうなんです映画「逃亡者」鬼のジェラード警部を演じたのがトミー リー ジョーンズ 脚本だと思うのですが 鬼が仏に大逆転一躍脚光を浴び大スターへ サントリーCM出演へと続く幸運に 本人トミーは大の日本贔屓だとか
いや〜出世物語は、本当にいいもんですねぇ〜
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