Re: 歴史と建造物 ( No.4 ) |
- 日時: 2009/06/04 06:26
- 名前: チョンキンガーデン
- こんばんは、みなさま。
こちらに書かせて頂きます。
>電右衛門さん
以前書き込んだNHKの放送の再放送でしょうか? 深夜、放送されるようです。
ワンダー×ワンダー「世界遺産 密着!世紀の大修復〜西本願寺・御影堂〜」 http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/text/p.cgi?a=001&d=2009-06-03&c=21&e=21436
ただ、当方関東在住ですので、電右衛門さんの管轄放送局の事情は分かりかねますが。
あの「土壁」、原料の寝かせるということ以外に 実際の火災時に重要な「材質の変化」もあります。 ネタバレではおもしろくないので、是非ご覧下さい。
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Re: 歴史と建造物 ( No.5 ) |
- 日時: 2009/06/04 08:38
- 名前: チョンキンガーデン
- りりさん、わざわざすみません。
MIKIさん、件の三年発酵でできた土は そうでない土と比べて、すこし「臭う」ものになったそうです。 藁が有機分解された証なのですね。 色もそうでない土と比べると、かなり黒かったです。
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Re: 歴史と建造物 ( No.6 ) |
- 日時: 2009/06/05 09:51
- 名前: 電右衛門
- 新設の”歴史と建造物”ですねチョンキンガーデンさん
関西では再放送はマダの様な・・・(自信ありません(プッ))
自信と言えば 阪神大震災時 土壁崩壊現場では他に無い 独特の「臭う」ものが在りましたが 色にまでは注意が及びませんでした
新設の歴史と建造物へ 現代人と言えども歴史の積み重ね上に暮らしている話
国道一号線は東京⇒大阪 二号線は大阪⇒下関 三号線は門司⇒鹿児島
それでは東北・北海道方面の立場/面子はどうなる? 歴史とは 戦いの跡 電右衛門
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Re: 歴史と建造物 ( No.7 ) |
- 日時: 2009/06/05 17:34
- 名前: チョンキンガーデン
- こんばんは、みなさま。
電右衛門さん。
>土壁崩壊現場では他に無い 独特の「臭う」ものが在りましたが
この「臭う」は例えて表現すると、どのようなものでしょう?
西本願寺・御影堂修復で使用した「土壁」の土は 発酵により「どぶのような臭い」といった表現でした。 おそらく、土に含まれた藁の発酵で、ブタンなどのガスが発生し いわゆる「腐敗臭」のようなものになったのだと推測します。
ただ、これは原料の段階であり、建物として完成してしまうと 乾燥するので、そのような「臭い」は無くなると感じます。 となると電右衛門さんが感じた「臭い」は「腐敗臭」ではなく 一般的な木造家屋を解体したときなどに感じる「カビ」などの臭いなのですかね?
今更ではありますが「阪神大震災」は、関東に住んでいる自分にも とても衝撃的なものでした。
あの日、仕事が休みだったこともあり、前日夜更かしし 昼前に起き、何気なくTVを見たときに見た光景を 「外国で、戦争をしている地域を、上空からの報道」と勘違いした事です。 どこかの国が、空爆などで、酷いことになっていると、一瞬思った光景です。 その後、状況を理解して、愕然とした記憶があります。
関係ない事を書いてしまい、すみません。
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Re: 歴史と建造物 ( No.8 ) |
- 日時: 2009/06/06 08:09
- 名前: 電右衛門
- うーん臭いの表現ですか なかなか難しいですねー
職業柄 土壁構造家屋の床・天井裏に入りますが この臭いの経験はありません しかし増改築等で土壁を取り壊した時 この何とも云えない「臭い」は 経験しました もしかしたら土壁内部の酸化で起こる臭いかもしれませんねー
マスコミが伝えない阪神大震災 ”高速道路橋脚の連続横転”震災といえばこの画面でした 建設当時なぜか公団は 芦屋市横転現場の横桁のみコンクリート特殊構造 結果 上部重量過多となり横転 西宮・神戸地区は横桁が外れただけ 一説に寄ると防音を重視したが為の設計だとか
”略奪は無かった阪神大震災”世界的にも賛美されましたねー 電右衛門が目視したのは 神戸地域の自動販売機荒らし程度でしたが マスコミも日頃に無く自制したのでしょうかねー
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Re: 歴史と建造物 ( No.9 ) |
- 日時: 2009/07/14 11:47
- 名前: 電右衛門
- 久しく空けていますが 皆様お元気ですか
*土壁と防火性・臭い
http://www.zouka.net/page/keikaku/03.html (工務店さんが 優しく土壁に付いて検証)
現代科学では計り知れないものが在るのでしょうが 一般的には費用と耐震性に 問題が残るのでは無いでしょうか
*江戸時代・究極の防火性 姫路城
http://sc-smn.jst.go.jp/8/bangumi.asp?i_series_code=B075101&i_renban_code=004 (29分のサイエンス チャンネル短編映画)
土壁とはこの場合 柱と柱の壁ですが 外部からの防火性となれば 同時代では究極です
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Re: 歴史と建造物 ( No.10 ) |
- 日時: 2009/07/15 22:31
- 名前: りり
- 漆喰の良さが見直されてきているみたいですね。
http://sa-eco.com/shikkui/eco_shikkui05.html
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Re: 歴史と建造物 ( No.11 ) |
- 日時: 2009/12/01 10:49
- 名前: 電右衛門
- ピンポーン
「チョンキンガーデンさん TODOSでお世話になっています電右衛門です 今日は”漆喰”の話を肴に チョンキンガーデンさんと一杯呑もうと 伏見の銘酒を下げて来ました」
突然でビックリされると思いますが 電右衛門なら遣り兼ねません 
毎日新聞(大阪版)12月1日朝刊を転載しました 以前より研究されていましたが 漆喰の持つ保存性が再認識されています この様に大昔 古墳時代の壁画や遡れば古代ローマの壁画 フレスコ画などにも 漆喰の仲間が使われ特徴を生かされている一つには 比較的製法が簡単で 材料も手に入り易いからだと考えています
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Re: 歴史と建造物 ( No.12 ) |
- 日時: 2009/12/01 17:31
- 名前: チョンキンガーデン
- は〜い!ガチャ!
「おやおや、電右衛門さんではないですか。 遠いところから遙々来て下さって、狭くて散らかってますが とにかくお入り下さい。おやおや?その手に持たれている瓶は・・・ 気になっていた銘酒 純米大吟醸 松の翆 と察しましたが・・・ いやいや、無粋な事を言ってはいけませんね。すみません。 とにかく、どうぞどうぞ」
こんばんは、電右衛門さん。
「漆喰1000年保護」とは、またえらく長い年月ですね。 軽く検索してみましたが、ホームセンタージョイフル本田のHPに 漆喰の説明がありました。
http://www.joyfulhonda.com/homecenter/paint/shikkui.htm
この手の話は、いつも本当に凄いと思うのですが 何故、先人達は、このような効果を習得していたのか? 今でこそ、科学的な研究解明で、それなりの仮説、もしくは検証しているようですが そういった、現代人には薄くなってしまった先を見越した「何か」を 先人達はどうして持っていたのでしょうかね〜?
カテゴリー的にずれますが 何かと話題の映画「2012」。 マヤ文明での予言がリンクしているようで コンピューターなどを使わない頭脳は 本来持っていた「何か」を、使う事が出来たのでしょうか?
いつもグータラなチョンキンガーデンは、ただただ驚くばかりです。
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Re: 歴史と建造物 ( No.13 ) |
- 日時: 2009/12/02 09:58
- 名前: 電右衛門
- >銘酒 純米大吟醸 松の翆 と察しましたが・・・
正解です  まーまー駆け付け3杯とか申します 持参の特大グイ呑み(1合大)で 冷し加減も丁度10.C前後 灘の酒に比べ伏見の酒は優しい 労働の後は灘も美味しいけど 伏見は何時も美味しいですねー
>何故、先人達は、このような効果を習得していたのか?
呑んで難しい話は得意では無いのですが チョンキンガーデンさんが素晴らしいとされる先人達の技術は 結論から先に云えば年月を経て 今に残ったのが素晴らしいものばかり しかしこの素晴らしいものは 膨大な失敗の上に築かれたほんの僅かです
>そういった、現代人には薄くなってしまった先を見越した「何か」を 先人達はどうして持っていたのでしょうかね〜?
この場合の 先を見越した「何か」は予言に近いものを想像しますが 電右衛門は過去の積み重ねや現実を視て 近い先を予想するタイプですからねー この問題は大変難しいです 例えば”2012”にしても地球46億年の歴史からして 人間寿命75年なら遭遇確立は低い 又は無いと考えるのは極楽トンボ・楽天家ですか? 
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