Re: ミケTは猫IBD? ( No.1 ) |
- 日時: 2010/08/22 11:39
- 名前: りり
- 4月23日に、体重減少が激しかったので、診察を受けました。血液検査と胃腸の働きを良くするお薬をいただきました。そのあと、すぐたまった便が出て、やはり、その後、ある程度食べていたので、深刻には受けとめられませんでした。
ですが、思い出しますと、これ以前から、便が少しいつもより黒っぽいこと(血便だったかもしれません)、また、コロコロした形ではなく、細かくちぎれている様な変な形の便があったり、一度、大量にやや柔らかめの便が一気に出た時は、周りに何かぬるぬるしたものが覆っていた (粘液だったかも)ことがあります。 また、ここ半年ほど、ミケは、異食があったのですが、年のせいかと甘く見たこと、おとなしく寝てばかりいるのも、年だからと軽く考えていました。異食は、サイトの資料に繊維質を食べようとするとありますが、ブラインドの紐を度々しゃぶろうとしていました。また、猫草もたくさんほしがりました。 そして、いつものフードを食べないで、人間の食べ物をほしそうに見に来ていました。もともとチーズが大好きで少しもらっていたのですが、このころは、いつまでもほしがって結構食べ続けていました。また、豚や牛の匂いでやってくるので、味のないところを与えると、二切れくらい、ペロリと食べて驚いたことがあります。野菜や豆腐など、肉がない時でも、食べ物の匂いで、人の食事のそばに寄ってきていました。白猫は時々食べ残しの魚の骨や皮を生ゴミから引っ張り出してしゃぶることがありましたが、ミケはそういうことをしなかったのですが、亡くなる一ヶ月前、鮭の切り身のカスをゴミ袋から器用に引き出して食べている現場をみて驚きました。 ミケは、胃腸に刺激を与える食べ物の匂いを記憶するようになって、食べなくなり、記憶にないものを選ぶようにしていたと推測されます。好き嫌いが激しくなったようにも見え、最後は、とにかく、何かを食べてくれるようにと、いろいろな種類の缶詰やドライフードを並べましたが、食べたそうに匂いをかいでいるのに食べなかったり、一種類だけ選んで食べたりしていました。最後は、嘔吐の量は少なくなっていたのですが、もう、腸から栄養を吸収できなくなっていたようにも思えます。 4月に入ってからは、後ろ足腿の肉がげっそりなくなっていました。どんどん筋肉をエネルギーに変えていたようです。 4月28日、5月1日と、補液をしていただき、元気になったように見え、そのあとは、食事も結構食べているように見えましたが、補液のエネルギー分しかなかったのかもしれません。5月4日の朝、少し食べただけで、ぐったりしていました。ハアハアと息づかいが荒いのが尋常ではないと思いました。連休中ですし、どこまで緊急事態が私も分からず、なんとか、連休明けまでと見守っていたのですが、昼に寝ていたクッションをぐっしょり尿でぬらしていました。拭いてあげようと抱くと、やはり痛みがひどかったのか、とてもいやがりました。おなかに力をいれたせいか、抱き上げて仰向けの状態で少し排便しました。トイレに自力で行く力も残っていないようでした。ときどき、場所を変えることもあったのですが、後ろ足がふらついて、ちゃんと歩けない状態でした。
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Re: ミケTは猫IBD? ( No.2 ) |
- 日時: 2010/08/22 11:42
- 名前: りり
- これは、もう24時間開いている病院に連れて行かないとならないと思い立ち、5日の未明に24時間営業の動物病院を調べて連れて行きました。
車で30分かかりますから、途中で死ぬのではないかと心配でした。なんとか病院に着いたのですが、無事か様子を見ようと、かごを開けた時、ミケは、見知らぬ所にきたので、逃げようと飛び出たのです。最後の力を使い切ってしまったのですが、私は、「あっ、まだ動ける」と誤解してしまいました。本当は、絶対安静で点滴…というような状態だったと思います。 かごに戻して、受付の書類を書いているうちに息を引き取ったようです。あまりに静かなので、書いている途中で気づいて、「息していない」といったら、看護師さんが急いで運び、当直の獣医さんが心臓マッサージなどしてくれたのですが、無理でした。 サイトを印刷した資料にミケの状態と一致すると思われるところが、あとから考えれば、思い当たるところが沢山ありました。 ここにも書かれているように、もし猫IBDだとしたら、診断がとても難しいこと、また、飼い主の観察と報告が大事なことから、獣医先生と飼い主の情報交換は、とても重要なファクターとなってくると思いました。このミケのケースの報告が、今後の動物治療に少しでもお役立ていただきたいと願っています。 私が記録していない細かいミケの診断状況もあるでしょうから、先生の所見や判断を交えていただいてもありがたいですし、できれば、レントゲン写真、これもコピーでよいのですが、それらの資料を提供いただきたく思うのですが、いかがでしょうか。 昨年秋からの経過だけで良いのです。 お忙しいところ大変ご迷惑かと思いますが、参考サイトを見たところ、もし、この病気ですと、いろいろ難しいことがあるようなので、そうした猫を飼っていた経験者として、少しでも今後の動物医療に参考になるところがありましたら、広めていきたいと考えています。それが、私のミスで、ミケの命を縮めてしまった供養にもなると思うからです。
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Re: ミケTは猫IBD? ( No.3 ) |
- 日時: 2010/08/22 11:52
- 名前: りり
- 残念ながら、レントゲン写真は渡せないと言われました。
やはり、診断ミスを問われることを警戒しているのか、私の趣旨のように、猫IBD診断の参考になるところをまとめるための協力も得られませんでした。
ミケに対するお悔やみは頂きましたが、獣医師として、今後、このような症例に対してどう心構えるかという言葉も聞くことができませんでした。
それで、いろいろふり返ってみますと、こちらとしては信頼していたのに、それほど親身にはなっていただいてなかったように思えてきました。
獣医師さんのお仕事も大変なものだとは思います。
ですが、獣医師を選ぶ、獣医師によって、ペットの命が左右されることを痛感しました。
今は、少し遠いですが、ミケの最期を診てもらった24時間営業の病院に切り替えました。
ペットのお誕生カードが届いたり、通院して数日後に、病院の方から様子を聞く電話がかかってきたりします。
これから、少しずつ書いていきますが、病院の方針で、これほどまでに違うのか!と驚かされることが多々あります。
こちらのスレッドは、猫IBDかもしれない症状のペットを抱えた方が、検索で訪れて下さいますよう、その方向の内容を続けて行くつもりです。
その構成の関係で、全部書き終わるまで、スレッドは、ロックしておきますので、ご了承下さい。
獣医師に関わる情報交換は、別にスレッドを立てますので、皆様、そちらへよろしくお願い致します。 http://todos.xsrv.jp/1patiohealth/todos.cgi?no=40
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