Re: 良心をもたない人たち(マーサ・スタウト著) ( No.29 ) |
- 日時: 2014/07/04 09:16
- 名前: くりくり
- おはようございます。
もう事態を追いきれないですね。これを追ってる方はすごい。
早く決着がついて誰かがまとめてくれたのを後で読むようにしよう。
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Re: 良心をもたない人たち(マーサ・スタウト著) ( No.30 ) |
- 日時: 2014/07/04 14:18
- 名前: りり
- くりくりさん、私は科学的なものより、この事件の張本人の心理性にとても興味があり、ずっと追っています。
公の場所では、この問題に触れませんが、自由に書ける掲示板などでは、サイコパス説が多く見られるようです。 サイコパスは、脳波測定すると分かるそうな…
>サイコパスの大脳皮質の機能について、きわめて興味深い情報のいくつかが、人間の言語処理能力にかんする研究からもたらされた。・・・・ふつうの人は中立的な言葉(テーブル、椅子・・・など)よりも感情的な言葉 (愛、憎しみ、苦痛・・・など)に強く反応する。 ・・・感情的な「恐怖」などの言葉に対する(脳内の)反応を、微量な電気反応として記録・・・これは「誘発電位」とよばれる。 ふつうの人の脳は「愛」(という言葉)は「見る」よりも速く認識され、脳の中により大きな誘発電位が発生する---- 「愛」のほうが、重要で意味の深い情報であるかのように。 サイコパスの被験者の場合はそうはならなかった。 ・・・感情的な言葉(「泣く」「キス」など)にたいする誘発電位の値が、・・・「テーブル」にたいする値と さほど変わらなかった。(P.P.157 – 158) (普通の人とサイコパスの脳の「誘発電位」の違いはなぜ起こるか) いまだ解明されていないが、神経の発育における遺伝的なちがいが原因であるらしい。・・・その違いは驚異的だ。サイコパスに良心が欠如しているだけでも悲劇的なのに、・・・彼らは愛ややさしさといった感情的体験を受け止めることができないのだ。(P.159)
刑事事件を起こせば、精神鑑定されるのでしょうが、このケースでは難しいですね。 場合によっては、詐欺罪に問われる要素があるらしいですが。
理研もいろいろと問題があるようです。 http://mainichi.jp/journalism/listening/news/20140703org00m040004000c.html
>遠藤氏は、解析結果の論文発表を計画し、5月22日に理研本部へ報告した。しかし、本部は理研内の研究者組織「科学者会議」と議論してから投稿するよう求めた。研究者の論文投稿に条件を付けるのは極めて異例だ。
>若山氏は6月3日、野依良治理事長ら幹部約30人が並ぶ理研改革推進本部の会合で解析結果を報告し、早期の公表を希望した。だが幹部らは「発表は早すぎる」と口々に難色を示し、野依理事長もそれに同意。押し問答の末、理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)が結果を確かめるまで公表しないことが決まった。
それを知ったので、改革委員会は、組織改編まで踏み込んだんですね。
で、 >最終会合でまとめた提言書はその日のうちに発表された。そこにも「発表を後日にすると、理研が内容に口出しする恐れがある」という改革委の不信があった。「CDB解体」を含む理研の抜本的改革を迫る結論は理研や文部科学省を驚かせた。
>理研が重い腰を上げたのは30日。残された疑義の調査を始めるとの広報文を発表したのだ。改革委委員だった市川家国(いえくに)・信州大特任教授は「再発防止のために徹底した調査を望むが、内々で進めるべきではない。どのように調査するかを明らかにし、批判があれば謙虚に受け止めるべきだ」と注文をつけた。
理研のこうした隙をO氏は、見事に突いたということなのかもしれません。
で、魔術などという言葉も飛び出して! トリックとか誤魔化しという意味合いだったのでしょうが… http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140702-00001727-bengocom-soci
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Re: 良心をもたない人たち(マーサ・スタウト著) ( No.31 ) |
- 日時: 2014/07/29 14:26
- 名前: くりくり
- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140729-00000025-dal-ent
小保方さんはnhkに医療費請求してないみたいですね。 マスコミもひどいが、小保方さんもうさんくさいので 擁護もできませんな。
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Re: 良心をもたない人たち(マーサ・スタウト著) ( No.32 ) |
- 日時: 2014/07/30 08:22
- 名前: りり
- NHKのスペシャルは、佐村河内氏の件で、ずっこけたので、今度は何か良いスクープをと力みすぎたのか?
この取材中に起きた事故のようですが、放映された肝心のスペシャル番組は、新しい視点も無く、がっかりしました。
私は、こうした事件を起こす人物の心理面に焦点を当てて欲しいですが、まだまだ明らかになっていかないとダメでしょうし、何年後かも分かりません。
怪我のため検証実験ができなくなったと、言い訳を作らせてしまったようで残念ですが、まあ、それよりも基本的人権は守られないとダメですよね。
11月の検証実験終了までは、とにかく静かに見守るのが良いかと思うんですが。
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Re: 良心をもたない人たち(マーサ・スタウト著) ( No.33 ) |
- 日時: 2014/08/05 11:13
- 名前: りり
- 渦中の笹井氏、自殺の速報です。
http://www.bengo4.com/topics/1868/
遺書のようなものがあったそうですが、どんな内容でしょうか?
11月の検証実験終了を待たずに、小保方氏の検証実験の様子から、最後の希も失われたのではないかと推測するのですが…
お気の毒です。小保方氏がどう反応するか……
相手をそこまで追い込んだのですから、怖いですね…
今、同級生を殺した佐世保の事件も出ていますが、こちらは、酒鬼薔薇聖斗事件と類似している感じがします。 彼らは、周囲がそれぞれ「普通では無い」と気づいているのですが、それとは気づかれないサイコパスは、もっとジワジワと周囲にいつの間にか影響を与えるのかもしれません。
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Re: 良心をもたない人たち(マーサ・スタウト著) ( No.34 ) |
- 日時: 2014/08/05 14:47
- 名前: くりくり
- なんともやるせない結果です。
自殺するようなことじゃないと思うんですけどね、 ご冥福をお祈り申し上げます。
>遺書のようなものがあったそうですが、どんな内容でしょうか?
関係者によると、3通の遺書がこのカバンに入っており、1通はSTAP論文筆頭著者の小保方晴子・研究ユニットリーダー(31)宛て。他に笹井氏の研究室にある秘書の机上にも遺書のようなものがあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140805-00000011-mai-soci
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Re: 良心をもたない人たち(マーサ・スタウト著) ( No.35 ) |
- 日時: 2014/08/05 16:09
- 名前: りり
- 笹井氏は、挫折を知らない超エリートということでしたから、初めての、それも世界を騒がせた大きな挫折で、今後の科学者生命にも関わりましたからね。
理研が変に粘って、処分とか後にしたので、その間に批判が高まり、却って傷が深くなったような気もします。
NHKでも、笹井氏と小保方氏のメールのやりとりなど、リアルに再現してしまいましたからね。
遺書で何かが明らかになるのか、プライバシーに関わるからと内容を伏せられてしまうのか?
できれば、最期の責任の取り方として、笹井氏が知っていることは、明らかにされれば良いかなと思います。
一つ言えるのは、理研や笹井氏が最後の砦としていた検証実験は、可能性が完全に無くなっていたということなのではないかと推測します。
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Re: 良心をもたない人たち(マーサ・スタウト著) ( No.36 ) |
- 日時: 2014/08/28 09:46
- 名前: くりくり
- こんにちは
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140828/scn14082808350003-n1.htm どんどん外堀がうめられていきますね。 しかも、理研の組織自体まで疑われるとか問題が拡大してる。
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Re: 良心をもたない人たち(マーサ・スタウト著) ( No.37 ) |
- 日時: 2014/08/28 14:09
- 名前: りり
- そうですね。丹羽氏サイドの検証実験は、1300万の予算のうち、700万程度まで使ったそうです。
粘って、あと600万円分行うのでしょうが、出所が皆の税金であることから、検証実験を継続することに批判が集まっているようですね。
素人さんの中に、小保方氏は特別な力があるように信じている…あるいは信じていた人も居るようですが、科学者群は、早い段階から、「できない」と判断していたようです。
優秀な丹羽氏、自死した笹井氏、若山氏は、ES細胞混じりかもしれなかったのですが、目の前で、STAP現象と言われたもの見たので、信じやすかったのかもしれません。
それでも、若山氏は、1月末の発表直前まで、自分で何度も再現実験を行い、どうしても論文通りに再現できなかったので、ずっと不安を持っていたそうです。それもあって、いち早く論文撤回を呼びかけたんでしょうね。
笹井氏は、遺書で、小保方氏に 「絶対STAP細胞を再現してください」 「それが済んだら新しい人生を一歩ずつ歩み直してください」 と書いています。
この2つのことは、矛盾するので、笹井氏は、「再現できない」と確信していたはずとという意見もあります。
もし、再現に成功したなら、新しい人生ではなく、STAP研究を堂々と続けられるはずですから…
多分、11月までに成功しないで小保方氏の実験が終了しても、精神的にまいっていたからとか、NHKなどマスコミに追い回され集中できなかったとか、言い訳するんだと思います。
税金使ったので、もし意図的捏造が証明できるのなら、損害賠償請求をという声もあるようですが、難しいんじゃないでしょうか?
笹井氏の自死は、本当のところ、損害賠償問題になったら、より理研の責任を追及されるでしょうから、事件を闇に葬るため、一番流れを知っていて、決して明らかにできない何かを掴んでいたため、追求から逃れられない羽目にならないうちに、命を絶ったような気もします。
STAP事件は歴史に残るでしょうが、小保方氏は、最終的に病気などと発表され、肝心なことは明らかにされないまま、消えていきそうな気がします。
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STAP細胞が呼び起こすITベンチャー事件 ( No.38 ) |
- 日時: 2014/09/10 14:27
- 名前: りり
- 2つの事件の対比が興味深いです。
思い込みと誇張が生む混乱と魑魅魍魎 http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140904/270797/?P=1
ただし、ITベンチャー事件は金銭的なものが絡んでいますが、STAPの場合は、研究員としての約束された報酬程度で、あとは、栄誉というか、一時的にも、周りに持て囃されて良い気分でいたい程度でしょうか?
>多少とも研究の仕事に携わった経験を持つ者にとっては、何となく「実際はこうだったのではないか」という姿が目に浮かぶのである。
というのを推測すると…
ストレスを与えて、細胞死滅前の発光が、万能化現象と似ていた…万能細胞ができないか、トライした… 何度やっても失敗する…ES細胞を使って、あたかもSTAPで成功したかのように見せかける… 最初からESでは、それとばれてしまうので、僅かながらも発光される部分は、STAP的実験を使う… でも、その細胞では、キメラマウスなどは作れないので、若山教授には、ES細胞かES細胞混じりを渡す… 若山教授はマウスを使った実験は超一流だが、細胞学には詳しくないので、信じてしまう…
理研の他の研究者は、若山教授がマウスで実験した物を本当にSTAP細胞から作られたと思い込んでしまう…
で、これが、理研に入ってからの出来心というだけなら、まだ救いようがあるんでしょうが…
どうも、大学時代から、どう学んでいたか、疑問…学んでいる、研究・実験が大好きなポーズを作っていただけ… それは、周囲に、自分は、それほどの人物と思って欲しいから…
そのことは、卒論の内容や、理研での杜撰な実験ノートで実証されているのでは無いか?
途中まででも、本当に失敗に涙しながら試行錯誤していたなら、その過程を記録したノートは、作られたはず…
もともと研究している振りをしていただけ…で、それがとっても上手くいって、早稲田の大学院やハーバードや理研までも、その「振り」に騙されてしまった…
というストーリーができてくるんですが…
9月から再現実験に本格的着手、あと2ヶ月半で、いずれにしろ決着は付くでしょう。
処分が懲戒解雇なら、損害賠償請求までされるかどうか、どのレベルで納めるか? 相手の弁護士もしたたかなので、余り揉めずに手を打とうとするのか?
ただ、あまり処分不当と訴えても、どんどん本人のボロが出てくるだけかもしれないので、弁護士さんは、そのあたりの兼ね合いを考えるでしょうね。 実際、再現実験を行うというとき、弁護士さんは、うっかり「使いものにならない」という表現をしたそうですから。
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